フッ化入り歯みがき剤利用方法を発表
日本口腔衛生学会・日本小児歯科学会・
日本歯科保存学会・日本老年歯科医学会の4学会が
合同でフッ化物配合歯磨剤の推奨される利用方法を発表しました
・0〜5歳までに推奨されるフッ素濃度が、
500ppm→1,000ppmに!
・6歳以上であれば1,500ppmのフッ素濃度を推奨
≪補足≫
歯磨剤を乳幼児が誤って大量に食べたり飲み込んだりしないよう、
使用方法、保管場所に気をつける。
歯磨剤を製造する企業では、乳幼児向け歯磨剤については
チューブを 1 本飲み込んでも問題ない総量のチューブの製品の
製造・販売が基本的にされているが、大量摂取には注意する。
多くの市販される歯磨剤で、
配合されるフッ化物濃度が記載されておらず、
今回の推奨を守る上でもこのことは大きな問題である。
歯磨剤の国際規格(ISO 11609)では、
容器にフッ化物の種類と濃度を表示することが義務づけられており、
こうした国際規格に合わせ日本でも
歯磨剤のフッ化物濃度の明記が求められる。
なお、当院で販売されているフッ素入り歯みがき剤は、
濃度がしっかり記されています
合わせて、使用量も6歳以上は歯ブラシの毛先の端から端まで
歯みがき剤をつけましょうとのこと
せっかく歯みがきするのだから、より効果のある歯みがき剤を
効果の出る方法で使いましょう!